「ガリレオ」シリーズや「白夜行」などミステリーでで知られる超人気作家東野圭吾さんが電子書を含めずになんと国内累計1億部を突破したことがわかりました。
東野圭吾さんの作品はどれも読みやすく、なんといっても文章によって引き込まれること。
登場人物たちの外見的特徴が説明されており、その時の描写や心情がとても分かりやすく没入しやすいです。
そのため特に映画化やドラマシリーズ化されて入り込みやすいのも特徴ですよね。
私も漫画以外を読むのは得意ではなかったのですがどんどん引き込まれて一気に読めてしまいました。
今回の記事は東野圭吾さんに興味を持ったけれども現在90作品以上あり、
「何から読んだらいいの?」といった方にお勧め作品を紹介したいと思います。
東野圭吾さんの本を読むなら、、、最初の一冊にお勧め小説10選
最初に長編作品を読むのもよいのですが、どうしても最初は読書をする大量も必要です。
そのためには隙間時間でキリの良いところまで読める短編集からご紹介いたします。
ぜひこれから読んでほしい!読みやすく楽しめる短編集
探偵ガリレオ(1998年)ガリレオシリーズ
最初は気になった本を読んでほしいのですが、
圧倒的にメジャーでドラマ化されているシリーズがおすすめ。
ドラマガリレオシリーズでは福山雅治さんが「実に面白い」のセリフが有名でしたが、
実は小説ではほとんど言っていないんですよね。
また、ガリレオシリーズ最初の作品であるためにキャラが確立されていない分これから読んでほしい作品です。
新参者(2009年)加賀恭一郎シリーズ
加賀恭一郎作品の短編集です。
後期の作品ですが、短編集を知らない人も入り込みやすい作品です。
これを読んでから加賀恭一郎シリーズの後の作品を読んでも続きますし、
また、前の作品を読んでいっても加賀恭一郎の若いころの人間さも見えて楽しむことができます。
加賀恭一郎シリーズに関してはできる限り初めの物から読むよりもこちらから読むことをお勧めいたします。
魔力の胎動(2023年)『ラプラスの魔女』の伏線あり
文庫最新刊『魔力の胎動』がついに発売となり、新しい作品です。
本屋さんでもどこでも見かける作品ですが、この作品は『ラプラスの魔女』の伏線があり、
どちらを先に読んでも楽しめるという仕掛けがあります。
『ラプラスの魔女』のヒロイン円華は謎めいた存在が魅力ですが、
中でも彼女のあたたかな一面が見られるところがこの作品の魅力です。
おれは非情勤(2003年)大人も楽しめるジュブナイル・ミステリー
『おれは非情勤』は、連作短編推理小説集です。
1997年から1999年にかけて学研の小学生向け学習雑誌である『5年の学習』と『6年の学習』に連載されたものを加筆され、2003年に刊行されました。
この小説の面白いところは複雑に絡み合ったことも謎も最後は気持ちよく解けていき、大人でも十分に楽しめます。
今までの作品よりも肩の力を抜きながら読むことのできる楽しい作品です。
あの頃ぼくらはアホでした(1995年)小説ではなくエッセイ集。
東野圭吾さんの育った環境が面白可笑しく出てきて、とにかく笑いが止まらない1冊。
みずみずしいセンスで書かれたあまたの青春推理小説です。
やはり長編での没入感!東野圭吾さんワールドを楽しみたいならこちら!
容疑者Xの献身 ドラマ化もされた人気ミステリー「ガリレオシリーズ」
直木賞受賞作品で、累計発行部数が295万部を突破した大ベストセラー小説です。
東野圭吾の代表作のひとつであり、私も初めて読んだ最高傑作ともいわれる名作。
ドラマ化もされた人気ミステリー「ガリレオシリーズ」の第3作品目です。
白夜行 平成を代表するミステリー大作
累計発行部数は210万部を超え、平成を代表するミステリー大作といわれる小説。
舞台化・ドラマ化・映画化された名作であり、集英社文庫では歴代売上No.1を記録しました。
残酷な運命を背負った少年少女を描いた作品です。
ナミヤ雑貨店の奇蹟 号泣必須のミステリー小説
映画化・舞台化もされた東野圭吾作品。
過去から手紙が届くというファンタジー要素もありながらしっかりと伏線も回収していく泣けるミステリーです。
物語が進むにつれて奇跡のようにつながりあっていくのがポイントです。
マスカレード・ホテル ホテルを舞台にしたミステリー
2019年には本作品、2021年にはシリーズ第3作品目『マスカレード・ナイト』が映画化され、話題を呼びました。
木村拓哉さんが演じる新田浩介が印象的でしたね。
張り巡らされた伏線が回収されていくさまや、ハラハラドキドキする展開が本当に楽しい。
謎解きが好きな方におすすめの東野圭吾作品です。
ラプラスの魔女 作家デビュー30周年記念作品
予測不能な展開にきっと翻弄されるます。!
さらには今回の『魔力の胎動』も併せて読むとさらに楽しめる作品。
複雑に絡み合う事件と人間模様に圧倒される規格外のミステリー。
まとめ
東野圭吾さんの著作数が100を迎えようとしています。
3月24日に発売された文庫最新刊「魔力の胎動」は92作品目。
映画化やドラマ化されていて気になっている人は多いとは思いますが、小説のだいご味はその背景や、登場人物の心情が文字となって感じることができることです。
ぜひこの機会に東野圭吾さんワールドにどっぷりつかってみてはどうでしょうか?
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